甲子園中止に対する松坂選手のコメントについて思う事

ふとしのつぶやき

ご存知の方も多いと思いますが、コロナの影響により春に続き夏の甲子園大会も中止となりました。

僕自身、高校時代は野球部だったので、(高校2年の春にドロップアウトしてしまいましたが。。。)思うところはあります。

たくさんの方のコメントを拝見した中で、松坂選手の以下コメントが、僕の思いにピッタリきました。

「センバツに続き、夏の甲子園の開催が無くなった事。もし、自分がその立場に身を置いた事を考えると選手の皆さんに掛ける言葉は正直、見当たりません。本当の苦しさは当事者にしか分からないですから。事実をどう受け止め、次に向かうかという問いに答えも見つかりません。甲子園というものは、それだけ大きな存在です。ただ、選手の心に寄り添い、アイデアを出し、実行することは大人に出来ます。「出来ない」ことを決めるだけではなく、「出来ることは何か…」を考える。従来の形の地方大会でなくとも、仲間と積み上げた日々を証明する舞台を用意してもらいたいです。」一部抜粋

この後、具体的な試みについて、私見を述べられています。
僕は、このコメントを読んだ時に、僕のお客様にも、このように考え接しさせて頂きたいとの思いが強くなりました。FPの仕事をしていると、

・身内の方が亡くなった
・大きな病気を患った
・離婚をした
・会社が倒産した
・リストラにあった

など、苦しい体験をされ、ライフプランやマネープランの見直しを検討せざるをえないご相談も多々、お受けします。その時に、僕が一番、注意している事は、「あなたの気持ちが分かります」と安易に言わない事です。

なぜなら、残念ながら、このような辛い事を、身内でもない私が100%理解できる訳がないですから。。。

もちろん、自分の出来うる限りの想像力を働かせて、ご理解をしたいとは考えますが、「分かってさしあげる」事は、できない。。。日々、仕事を通じて感じている事を、松坂選手のコメントを見て、思い起こしました。

もし、僕ができる事があるとすれば、お客様に寄り添い、今後のライフプラン、マネープランをお客様の価値感や希望になるべく近づける形で、ご提案、実行支援をさせて頂く事しかないと思います。

タイトルとURLをコピーしました