財形貯蓄はした方が良いですか?〜財形のメリット、デメリット

ご相談例

なかなか貯金ができなくて。。。同僚が財形だと給与天引きで、お金がたまるからおススメだよと言われたんですが、どうでしょうか?

松浦
松浦

そうですね。財形貯蓄にも、メリット、デメリットがあります。ご説明しますね

結論

貯金ができないなら、絶対にやった方がいいですが、どうせやるなら(笑)他にもっと良い方法がある

財形貯蓄の最大のメリットは?

毎月、給与天引きで強制的に積み立てられる点

なんと言っても、毎月、給与天引きで強制的に積み立てられる点です。以前のブログでもご説明しましたが、お金を貯めるには、

貯蓄=収入 − 支出
では、なかなか貯まらず、
支出=収入 − 貯蓄

つまり、お給料が入った時点で、貯蓄額を引いて、残りのお金で生活(支出)する。この習慣を身につける事が大事だと解説しました。


その意味では、財形貯蓄は、給与として受け取る前に、強制的に差し引かれるわけですから、手間もかかりませんし、効果大です。なかなか貯金ができない方は、是非ともやるべきです。

知らないうちに貯まっている。そして、使わない(笑)

これも意外な効果があります。
皆さん、給料が振り込まれたり、お金をおろしたり、クレジットカードの請求がきたりすると通帳記帳やオンラインで、残高等を目にすると思います。そうすると、残高が増えてくると、このお金、使えるなあと思ってしまうんです。

・ハワイ旅行に行くくらいの余裕はあるなあ
・欲しい車、これくらいあれば頭金には十分になるなあ
・これだけ残高があれば、自分のご褒美にバックでも買おうかしら

などなど、購買欲求を刺激してしまい、結果、貯まっては使い、貯まっては使いを繰り返してしまうんです。。。

ところが、財形だと通帳をみても、いくら貯まっているか分かりません。さらに、金額が分かったとしても使うには「財形の解約」というワンステップがいるため、「めんどくさいし、解約はいっか」と一呼吸、冷静になるチャンスがあるわけです。

つまり、強制的に貯められ、かつ実体がつかめず(笑)
さらに、解約も一手間かかると、お金を貯める方法としては、素晴らしい機能です!(^-^;

財形貯蓄のデメリットは?

結論は次の2つです。

増えない(ほぼゼロ金利のため、利息がつかない)

ほぼゼロ金利のため利息がつかないので、せっかく貯めても、利息はスズメの涙です。。。

税金の優遇税制がない。

老後や住宅購入資金を積み立てる目的の財形では、税金の優遇制度も一部ありますが、一般的な財形積み立てでは、税金の優遇制度はなく、普通預金の利息と同じように、税金が引かれます。

財形の上手な使い方とは

10年以内に確実に使う予定のお金は、財形貯蓄の活用がグッド

10年以内に使う予定のお金は、増える増えないよりも、確実に積立て、使う時に元本割れしない事が、もっとも大切です。ですので、強制貯蓄機能があり、解約しずらい。そして、いつ解約しても元本割れがない財形貯蓄は、とても理にかなってますね。

財形積み立てが、理に合わないと考えられるパターンは?

ズバリ、10年以上、使う予定のない積み立てです。

このような目的で積み立てる場合は、財形貯蓄よりも、株式投資(投資信託)での積み立てがおススメです。理由は2つ。

財形貯蓄の場合、ほとんど増えない。それに伴うインフレリスク


財形積み立ての最も大きな欠点は、物価上昇(インフレ)についていけないという点です。

例えば、現在200万円で買える車が、10年後には物価が上がって220万円を出さないと買えないとします。そうすると、今のお金の価値の200万円が10年後には、20万円目減りしているのと同じ事になります。

つまり、月日の流れで、物価が上がると(インフレ)、金額は同じでも、お金の価値が下がってしまうわけです。

ですので、10年以上先に使う予定=インフレにも対応できる積み立て。言いかえると、インフレ時に連動して増える可能性の高い資産である株式に投資する、が正解になります。

もちろん、株式投資は元本保証はありませんので、運用先や積立額は慎重に選ぶ必要があります。

株式投資(投資信託)の積み立てには、税金の優遇制度あり!

財形貯蓄には、増えた利息に対しての税金の優遇はありませんが、老後年金2,000万円不足からも分かるように、国は、国民に、株式投資等で資産形成をしてもらうよう必死ですε-(´∀`; )

そこで、様々な税金の優遇制度を用意しています!
「NISA」しかり「イデコ」。「年金保険料控除」などなど。

どの制度も魅力的です。なぜなら、国の100パーセントお墨付きの「節税」なので!
資産運用を考える時、手取り額が重要です。仮に、たくさん増えたとしても、税金でたくさん取られてしまっては、手取り額はとても少なくなってしまいます。

※仮想通貨は、儲けの最高55パーセントが税金で取られます。この税率から見ても税効果の悪さは明確です。そもそも僕は、仮想通貨は投資ではなく、ギャンブルと定義してますので、お客様にはオススメしませんが(^_^;)

まとめ

松浦
松浦

10年以内に使う予定のお金を、精神的な負荷なく積み立てて行く方法の一つとして「財形積立」は、最良の方法の一つと言えます。

10年以上先に使う予定のお金については、「株式投資の積立」が、僕は最良の方法と考えます。


ご関心がある方は、個別にご相談ください。
実際に、株式投資や不動産投資をしながら自分の資産形成をしているFPが、リアルな情報に基づきアドバイスさせて頂きますd(^_^o)

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