配信日:2023年9月12日
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◆80歳から備える100歳までの資産形成◆最近、50代のお客様や友人・知人から
「うちの両親も、もうすぐ80歳。今のところ健康である程度の資産と年金はあるから大丈夫なんだけど、認知症や介護が必要になって施設に入ったり、健康で100歳まで生きてくれたら嬉しいんだけど、『お金』もつんだろうか?」
こんなご質問・ご相談が多いです。
もちろん、どのような生活を送るのか?また総資産・年金額、同居・別居・施設等によって対策は変わってきます。
今回は一番ご相談の多い
・(70代で)2,000から4,000万円の資産(ほぼ貯金)がある・現在は日常生活ができて、年金の範囲内でほぼ生活できている=貯金の取り崩しはしていない・今後、介護が必要になり施設入居等を検討した場合、年金では足りない=貯金の取り崩しが必要になる。もし、100歳まで生きることができたら、貯金が底をつくのではないか
以上のようなお悩みに対して、どのようなアドバイスをさせて頂くか書きたいと思います。
①貯金は使えば減るのみー10年以上先に使う予定のお金は株式投資を検討
普通預金・定期預金のメリットは、いつ解約しても必ず元本は保証されること。デメリットは、ほとんど増えない点です。当然、使っていけば、ドンドン減っていきます。さらに昨今のインフレで貨幣価値が下がってきています。つまり貯金のままだと物価が高くなると、実質、お金が減っていく事になります。
ですので、10年以内に使う予定のないお金は、リスクをとってでもお金に働いてもらう=株式投資を検討すべきです。
※メルマガでも何十回も書いていますが10年以内に使う予定のお金は株式投資は避けた方がよいです。必要な時に、たまたま世界的な株価暴落の時にあたってしまったら損が確定してしまいますので、、、。
また、もし、投資を始めて数年間、マイナスになったとしても目的が10年以上先に使う予定のお金であれば、焦らず、じっくり待つ事もできます。
②株式投資のメリットは、一部、取り崩しても残りが運用され続けるので、資産が減らない事も期待できる。
①で「貯金は取り崩す」と減っていくと当たり前の事を書かせて頂きました(^^;;
一方、株式投資で運用している資産は一部、取り崩しても、残りのお金は運用され続けるので、運用状況にっては、増える事も期待できます。
もちろん、いつでも運用状況が良いわけではないので、例えば、運用状況が悪い時は、預貯金から取り崩し。運用状況が好調な時は、株式投資から取り崩し。
このような選択も可能になり、長期で見れば、
資産を取り崩しながらも減り方を最小限に抑える=資産を長ーく保たせる効果も期待できます。
結論としましては、10年以内に使う予定のない資金については、「お金に働いてもらう」「インフレに負けない」この2点から株式投資を検討される余地は十分にあると思います。
ただ、株式投資のご経験のない方は、いきなり大きな資金はご心配かと思います。まずは、無理のない金額でお試しで始まられる事をおススメします。
そして、慣れてきたら徐々に追加投資を増やしてもいいでしょうし、やっぱり運用は性格に合わない。。。と思われる方は、追加投資をやめて、他の対策をご検討する事も、もちろんアリです^_^
最後に、具体的な方法ですが、私は、・投資信託・変額保険この2つの商品を、お客様の望む生活のスタイル・ご家族構成・考え方・資産状況などを考慮して、組み立てアドバイスしております。
投資信託にもメリット・デメリット、商品固有の特徴があり変額保険にもメリット・デメリット、商品固有の特徴があります。
法律上の特性や過去の運用実績、そして税金対策や相続財産にもなりえる事を考えご準備する事も大切です。
ご関心のある方は、気軽にご相談ください^_^