以前のブログで、資産運用の王道には「株式投資」と「不動産投資」があり、さらに、「キャピタルゲイン」「インカムゲイン」どちらが、自分のタイプにあっているかを見極めてから資産運用をはじめないと、後悔(笑)しちゃいますよ。といった内容をお伝えしました。
そこで、今回は、「株式投資」について書こうと思います。PERやPBRなどの小難しい事(笑)は抜きにして、解説いたしますね。
なぜアメリカでは、株式投資で悠々自適な方がたくさんいるのに、日本はあまり聞かないのか?
この理由を知った時、僕は衝撃を受けました。それまでは、株式投資はギャンブルのようなものだと思っていたからです。
その理由とは、
アメリカでは株式や投資信託を買ったり積み立てると売らずに、ずーっと持ち続ける ※これをbuy and hold(買ったら持ち続ける)と言います。
そして、車の購入や教育費などお金が必要な時には一部減額したり、配当を使う。リタイア後は、運用益を引き出したり配当を使って旅行に行ったり余暇を楽しむ。
つまり、基本、元本は取り崩さず、必要なお金だけ引き出すスタイル。このように投資と付き合っているそうです。※これを金の卵(配当)を生むガチョウ(投資元本)を買うと例えられます。
この方法は、キャピタルゲイン目的ではなく、インカムゲイン目的に近いですかね。ただ、適正な株式に投資、長期で持ち続ければ、結果、株価が上がりキャピタルゲインも得られるチャンスは、十分、でてくるはずです。
投資先を選ぶ際のポイント
それでは、投資に適正な株式(会社)、儲かる株式(会社)って何でしょうか?答えは・・・
分かりません(~_~;)
未来の株価を正確に予想する事など、誰にもできません。だからこそ、自分の運用スタイルを確立する事が大切になります。
投資先を選ぶのに、いろいろな手法やスキーム、考え方があります。その中で、僕が投資先を選ぶ際にポイントとしている事は、
※僕個人の考えですので、これが正しいという事でありません。
この2つです。割合としては、
この割合で株式投資をしています。過去から現在にいたって、歴史もあり業績も安定している企業はいわゆる成熟企業です。業績は安定していますが、ドカーンと売り上げや利益が急激に伸びる事もあまり考えられない。つまり、急激に株価が上がる事も考えづらい。しかしながら、安定した利益(キャッシュ)を稼ぐので、配当が多い(これ、ポイントです)企業も多い。
それとは逆に、新興企業や新興産業は過去の実績や市場がない分、当たれば、ドカーンと売り上げや利益が上がりやすい。つまり株価が一気に上がる可能性もあります。しかしながら、配当を出すくらいなら、設備投資等に再投資した方が良いと配当を出さない(ここがポイント)企業も多い。そして、当たり、外れも多い(笑)
インカムゲイン向きとキャピタルゲイン向き
ここまで、読んで頂いて気づかれた方もいらっしゃると思いますが、
1、過去の実績があり、歴史も業績も安定=インカムゲイン向き
2、将来の成長性にかける新興企業=キャピタルゲイン向き
と、考える事もできますね。
僕は、ズバリインカムゲイン(安定配当)派なので、過去の実績から選ぶ分析で、90パーセントにしています。
それでは、具体的にどのような国や企業、投資信託の投資をしているのか
ご関心のある方は、個別にご相談くださいd(^_^o)