FPの仕事は、判断材料を提供すること

生命保険

先程、zoom面談を行いました。

お客様は九州。僕は北海道。何の違和感もなく(途中で、多少、電波が悪くなりましたが(^_^;))1時間30分のご相談にご対応する事ができました。

お客様のご相談内容

ご相談者の方は、自営業者の方で

・老後の備え〜国民年金基金、イデコ、ニーサの活用方法や株式投資の基本について
・個人事業主から法人成りをするメリット、デメリット
・持続化給付金や融資の概略と活用方法について
・生命保険の見直し

以上のご相談内容でした。前回(1時間30分)と今回(1時間30分)、合計で3時間のzoom面談でしたが、ほぼ一通り、解説、今後の方針、実行支援まで出来ました。

ガン保険のご相談中に感じたこと

さて、今回のテーマの「FPの仕事は、判断材料を提供すること」についてですが、生命保険の見直しのパートで、ガン保険の必要性について解説した時に感じたことです。

僕はFPとして常々、ガン保険は必要である立場です。主な理由としては、

・高額療養費制度を十分に活用しても、治療が長期化、それに伴う治療費以外の支出が続く事が多く先行きのお金の不安が続く。さらに、治った後も再発や転移の可能性もあり、どれくらいお金がかかるのか不安が続く
・ガンという病気による精神的なダメージも大きく、せめてお金についての不安は取り除いておきたい
※他にも様々な理由があるのですが、今回のテーマの趣旨ではないので、割愛させて頂きますm(_ _)m

ご相談者にも一通り、ご説明したところ、真剣に聞いて下さった上で、「現状は、ガン保険は必要ない」との結論に至りました。

理由はセンシティブな情報になるので、詳細はご遠慮させて頂きますが、ご相談者様のガンに対する認識、そして、万が一ガンになった時の治療方針等、明確なお考えをお持ちで、「現状、ガンを患った場合のリスクヘッジとしてガン保険は最適解ではない」という事が明確になったからです。

ご相談者の方からは

ガンへのリスクヘッジに対する生命保険の意味や活用法は、とても理解でき合理的だと思います。現状の私の価値観では、ガン保険の優先順位は低いですが、1か月後、考えがガラっと変わっているかもしれません(笑)その時は、改めてご相談にのってください。


とのお言葉を頂きました。

まとめ

FPの仕事は、ガン保険はもとより、資産運用にしても生命保険にしても損害保険にしても
未来を予測しながら、今できる最適解を模索する作業です。すなわち、未来にならなければ最適な答えは分かりません。

そんな中、僕が出来ることは

ご相談者様の環境を考慮し、私がベストと思えるアイデア(情報・知恵)をご提供して、最終決定する判断材料として頂くことです。

このようなやりとりは、メールやライン、電話では難しく、直接のご面談でなければできないと、ずーっと思っていました。ご相談は、札幌近郊にお住まいの方限定にこだわってきた理由の一つです。しかしながら、zoom面談で、かなりリアルな面談に近いご相談にのれる事が分かってきました。

札幌近郊にお住まいの方でも、お仕事の事情であったり、子育て中であったり、なかなか直接のご面談が難しい方も多くいらっしゃいます。

その解決策として、zoom面談は有効だとさらに思えた経験でした。

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