配信日:2026年8月7日————————————————–
「食料品の消費税減税から考える円だけで資産を持つリスク」
こんにちは。
食料品の消費税減税が話題になっていますね。
日々の生活を考えれば、食料品の負担が軽くなることは、もちろんありがたいことだと思います。
ただ、資産運用という視点から見ると、少し違った見方もできるのかなと思っています。
それは、
「これからも資産のほとんどを日本円だけで持っていて大丈夫なのだろうか?」
ということです。
減税によって税収が減り、その財源を国債などに頼ることになれば、日本の財政への不安から、金利上昇や円安につながる可能性もあります。
円安になれば物価上昇、それこそ減税分が吹き飛んでしまう事も否定できくなってしまいます。
もちろん、実際にどうなるかは誰にも分かりません。
ただ、日本は大きな政府債務を抱えていますし、ここ数年は物価もずいぶん上がりました。
例えば銀行に100万円を預けていれば、10年後も通帳には100万円と書かれています。
でも、その100万円で買えるものが今より少なくなっていたら、実質的なお金の価値は下がったことになります。
そう考えると、現預金を持っていることにも、実はリスクがあるということなんですね。
だからといって、円を全部売って外国資産にしましょう、という話ではありません。
生活費や近いうちに使うお金は、当然、円で持っておく必要があります。
そのうえで、しばらく使う予定のないお金については、投資信託などを利用して、世界の株式や債券などにも少しずつ置き場所を分けておく。
そんな考え方が、これからはより大切になってくると思います。
円高になるのか、円安になるのか。
物価はどこまで上がるのか。
日本の財政が今後どうなるのか。
誰にも分かりません。
だからこそ、無理に予想しなくてもいいと思っています。
大切な事は、どちらに動いても大きく困らないように、円だけではなく世界にも資産を分散しておく。
資産運用というと「何を買えば儲かるのか?」という話になりがちですが、本来はもう少しシンプルなものだと思います。
将来のお金の不安を少しでも減らすために、今ある資産の置き場所を分けておく。
つまり、どのような環境下でも資産が壊れないようにする事だと。
今回の消費税減税のニュースも、そんなことを考える一つのきっかけになれば幸いです^_^