【FP松浦vol.109】AIブームと長期投資について

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配信日:2026年5月9日

————————————————–深井  りえさん

「AIブームと長期投資について」

ゴールデンウィークは、皆さまいかがお過ごしでしたでしょうか。

ゆっくり過ごされた方、お仕事でお忙しかった方、

どちらにしても、本当にお疲れさまでございました^_^

今回は、最近あらためて盛り上がりを見せているAIについて、

資産運用の観点も交えながら、少し私の考えをお伝えしたいと思います。

「成長する産業」と「今の株価がちょうどよい水準か」は、必ずしも同じではない

最近、AI関連のニュースや株価の動きを見ていると、

「これはまだまだ伸びるのではないか」

と感じる方も多いのではないでしょうか。

私自身も、AIは一時的な流行ではなく、

これからも社会やビジネスの中で、かなり重要なインフラになっていく可能性が高いと感じています。

実際、仕事の効率化、情報整理、文章作成、画像作成など、

日々の業務の中でもAIの進化を実感する場面が増えてきました。

ですので、AIという大きな流れを否定するつもりはまったくありません。

長い目で見れば、今後も社会に浸透し、成長していく分野だと思っています。

ただ一方で、少し冷静に見ておきたいこともあります。

それは、

「成長する産業」と「今の株価がちょうどよい水準か」は、必ずしも同じではない

ということです。

過去を振り返ると、鉄道、自動車、ラジオ、インターネットなど、

社会を大きく変えた、いわゆる産業革命は何度かありました。

ただ、その過程では、期待が先に進みすぎて株価が大きく上がり、

その後に大きく調整する場面もありました。

つまり、産業としては本物でも、

途中で株価が大きく下がることはある、ということです。

これはAIについても、同じように考えておいた方が良いと思います。

大切なのは役割分担

AIは今後も成長する可能性が高い。

ただ、足元の株価には、すでにかなり高い期待が織り込まれている可能性もあります。

そのため、AI関連株やAIを多く含む成長資産は、

今後も持ち続ける価値がある一方で、

短期的には大きく下がる可能性もゼロではないと思います。

ここで大事なのは、

「AIはバブルだから全部売る」

でもなく、

「AIは将来性があるから全力で買う」

でもないということです。

大切なのは役割分担です。

将来の成長を取りにいく資産として、AI関連を含む成長資産を持つ。

一方で、すべてをそこに集中させず、守る資産、働かせる資産、現預金なども組み合わせておく。

このバランスが大切だと思います。

資産運用で一番避けたいのは、

盛り上がっている時に強気になりすぎ、

下がった時に不安になって売ってしまうことです。

最初から、

「AIは長期では成長すると思う」

「でも途中で大きく下がることもある」

「だから、下がっても慌てない配分にしておく」

この前提で持つことができれば、短期の値動きにも振り回されにくくなります。

AIは、これからも何度も注目されると思います。

そして、また大きく盛り上がる局面もあるでしょう。

ただ、その時ほど冷静さが必要です。

資産運用は、流行に乗ることが目的ではありません。

お金の不安を減らし、自分らしい人生を実現するための手段です。

AIの未来には期待しながらも、足元の熱狂には少し距離を置く。

持ち続けるなら、下がる可能性も受け入れたうえで持つ。

買い増すなら、短期の盛り上がりではなく、長期の役割を考えて判断する。

そして、資産全体のバランスを崩さない。

これくらいの姿勢が、今のAI相場との付き合い方としては、ちょうど良いのかなと思っています(^^)

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