配信日:2025年5月5日
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「ロナルド・リードの“静かなる8億円”」
今回はゴールデンウイーク中という事もあり、第90回でご紹介したバフェットさんに続く「資産運用の偉人シリーズ」第2回です。
もし、移動等の空き時間がありましたら読んで頂けると嬉しいです。
リードさんは高校卒業後、大学には進学せず、第二次世界大戦中は海軍に従軍。戦後は地元に戻り、家族を支えながらコツコツと働き続けました。
彼は一度結婚、派手な交際もせず。
老後は1人で質素に暮らしながら、ゆっくりとお金を育てていたそうです。
彼の働きぶりはまじめそのもの。遅刻もせず、黙々と仕事をこなす。
誰にも気づかれないように、昼休みには図書館で企業の年次報告書を読むのが習慣だったそうです。
掃除をマジメにこなしながら、頭の中ではポートフォリオを考えていたのかもしれないですね。
8億円の資産を築けた理由
ここからが本題です。
特別、お給料が高いわけでもなく、いわゆる普通の方が、なぜ8億円の資産を築けたのか?
リードさんの運用スタイルは“超・王道”でした。
•安定企業の個別株を長期保有
•株価が上下しても、売らずに持ち続ける
•配当は使わず、すべて再投資
•生活費に運用で増えた運用益には一切手をつけない
リードさんの成功を(おこがましいですが)私なりに解釈すると
•「収入がすべてじゃない。支出を管理することの方がずっと大切」
•「投資は特別な人のためのものではなく、時間と誠実さがあれば誰でもできる」
こんなふうに感じました。
しかし「言うは易し。行うは難し」笑
この習慣を何十年も続けたリードさんは「普通の人」ではなく「偉人」だと思います。
もし、資産形成に迷いが生じたらリードさんを思い出して頂くとありがたいです。
最後に
ありえない話ですが、もし私がリードさんの顧問FPだったら、「資産を取り崩しながら運用は継続。もっと人生を楽しむためにお金を使いましょう」とアドバイスしたと思います。
もちろん、却下されると思います笑
リードさんにとって、資産運用でお金が増えていくのは最高の趣味だったのかもしれません^_^