FPや保険屋さんは、どうして多くの人が業界を去っていくのか

ふとしのつぶやき

今回は、FPや保険、証券仲介業や不動産業等の中でも、固定給がなく、
言わゆる「フリーランス」もしくは「(企業に属していながらも)実質、完全歩合制」に関わる方でないと、ピンとこない話かもしれないです。。。まさに、つぶやきですので、ご理解ください(⌒-⌒; )

この仕事に携わり、約20年になります。この業界(完全に主観であり、根拠はない肌感覚ですが)

20年以上、続けている人は5%
10年以上、続けている人は10%
逆に5年以内に、この業界を去ってしまう方は、80%。

こんな印象です。

もともと、参入がしやすく(難しい資格はいらない、初期費用もほぼゼロ)分母が多いという要因はありますが、それにしても、業界を去る方が多いと思います。同じ業界で、頑張っている方々が去っていくのは、気持ちの良いものではありません。長年、なぜ、このようになってしまうのか考えていました。

ここからが本題です。今、時点、僕が思う一番の理由を書きたいと思います。

ズバリ、「理念と利益のバランスが両極端の方が多い」

この世界に飛び込んでくる方々の傾向として、

・この仕事を通じて、お客様の利益を最大かしたり社会貢献をしたい!
・一攫千金で稼ぎたい!

大きく分けると、この2パターンかと思います。そして、どちらかに偏った方は、まず、間違いなく去っていきます。

お客様の利益や社会貢献のみ追求し続ける方は、ボランティアになります。何で、こんなにお客様や社会の為に頑張っているのに、「自分」は貧しいんだ。。。そして、心が折れていきます。

逆に、一攫千金で一気に稼ごうとする方は、最初はよくても、お金以上に大事な信用を失っていきます。

それはそうです。経験・実績がないわけですから、最初は品質よりも、今までの信用で商売するわけです。そこで、一攫千金狙いは、必ずバレます。そして、せっかくあった信用をなくしていく。。。

この業界を問わず、ビジネスでは、お客様利益や社会貢献メインで利益度外視で動くべき部分と儲けるべきキャッシュポイントをしっかり意識しておくことが大事。この部分が、すっぽり抜け落ちている方が非常に多いかなと感じます。

キャッシュポイントをしっかり意識しないと、精神的にも経済的にもビジネスは長続きしないし、そもそも自分に余裕がなくなるので、お客様に良いご提案はできない。

だからといって、こちらの利益だけ考え、お客様利益や社会貢献をほったらかしでは、お客様や社会からソッポを向かれ、事業が継続できないのは火を見るより明らかです。

このバランス感覚の割合は、人によって違いますが、お客様利益の最大化や社会貢献を追求するために、キャッシュポイント(お客様利益を損なわず、自分の利益にもなる)を必死に追求して、自分の精神や経済(収入)を安定させる。

長く安定して、このお仕事を続けている方は、このような考えをされている方が多いと思いますd(^_^o)

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