【FP松浦vol.44】親が亡くなった時に、親の貯金や保険、株式、投資信託を把握できてますか?

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配信日:2021年3月15日
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こんにちは。
今回の表題は、ちょっと過激な表現になってスミマセン。しかし、とても大事な事なので、お付き合いください。

~親が亡くなった時に、親の貯金や保険、株式、投資信託を把握できてますか?~
最近、2つの相続のご相談(相続対策ではなく)を受けました。端的に書くと、お父様が亡くなって、 資産の整理をお願いしたいという内容です。
2つのご相談とも
1、お子様が僕のクライアント様である2、お父様名義の生命保険や株式投資等の資産がかなりの件数おありだった
以上の共通点がありました。

しかし、一方(Aさん)は、僕が資産管理(生命保険、損害保険、株式、投資信託等)を長年、させて頂いていた一方(Bさん)は、僕は全く資産管理をお受けしていなかった
この違いがありました。

~相続手続きはまあ、大変(汗)です(⌒-⌒; )~
おそらく、このメルマガを読んで頂いている方で、 親の相続のお手続きをされた方は、少数かと思います。
僕は、自分の父の相続手続きをしましたし、 仕事柄たくさんのお手伝いをしてきておりますが、まあ、大変(汗)です(⌒-⌒; )

例えば、生命保険、一つとっても・保険金請求書・死亡診断書・(場合によっては)契約者変更・受取人の本人確認・相続人代表者(なんだそりゃ(笑))の選任およびサイン・除籍後の謄本コピー
などなど必要になります。
しかも、文面で送られてくるんですよ。何か見ただけで、「もう、わけわからん(笑)」って、 なりそうですよね。これを、各保険会社、各証券会社に問い合わせて一つ一つ、 対応する必要があります。

まだ、どの金融機関に、どんな金融商品に加入していたのか分かれば、まだ、マシです。面倒とはいえ、一つ一つ時間をかけて手続きをしていけばいいので。

問題は、どの金融機関で、 どんな金融商品に加入していたか分からない場合!まさにBさんの場合です。 証券探しから通帳の口座引き落とし分を確認などなど、まずは事実確認から。それから複雑な手続きが待ってます。。 。

ここまで長々と書きましたが、実は、ここまでは本題ではないです。僕のような資産管理を担当するFPがいれば、 時間も労力もかなりの負担が軽減できる事はお約束しますが手続きは大変ですが、時間をかけて粘り強くやっていけば、 いつか終わります。

~資産管理をお任せしているFPのいる一番のメリットとは~
ここからが本題です。
「資産管理をお任せしているFPのいる一番のメリットとは」
1、生前に、お客様の望む資産の配分をご相談、実行支援できる2、相続発生後、故人が望んだ形で、遺族の方の資産管理、資産運用を継続してご対応できる
具体例でお伝えしますね。

Aさんは、余命宣告を受けた後、 僕にご連絡をしてくださいました。
Aさんから、妻には、ワンルームのマンションを残したい。息子には車を買ってあげたい。そして、残りは、今まで同様の運用方針で、引き続き、家族の資産管理をお願いをしたい。その上で、どの資産を取り崩し現金化したら良いか?
このような主旨のご相談を受けました。

僕は、現在、現金化した方がよい商品と、引き続きご家族が運用をされ続けた方が良い商品、そして相続時の分割や相続税を考慮して、残しておいた方が良い商品など精査してご提案しました。
結果、現金化のお手続きは間に合い、 奥様にはワンルームのマンション。息子さんには車を生前に プレゼントする事ができました。
相続発生後は、故人の方の意志を最大限に考慮して奥様と息子さんが今後もお金の心配がないようプランニング、 資産管理をのお手伝いができました。そして、もちろん継続してメンテナンス等、ご対応してます。

せっかく残された資産を、生前、最も望む形でお使いになられ、残された資産は、家族の為に、本当に喜ぶ形で残されたい。このようお気持ちに少しでも、お手伝いできるのであれば、 FPとしては、この上ない喜びだと感じます。
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ブログを更新しました!
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これからFPを目指したい方、今、 FPとして苦戦されている方向けに、FPとして失敗しない心構え(偉そうでごめんなさい) を応援したい気持ちで書きました。
他のお仕事にも、転用できるかもしれない内容ですので、是非、 ご覧下さいd(^_^o)

FPや保険屋さんは、どうして多くの人が業界を去っていくのか

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