株式投資や不動産投資を始めて、お金が増えると嬉しいです。ワクワクします。そして、もっとお金を増やしたい。もっと良い方法はないか?と、欲がでてきます。
これ、ある事に気をつけないと、資産形成失敗へのスタートです。。。
それは、
資産運用の目的は、人生に必要なお金を用意する事。であり、運用によりお金を増やす事は、目的を達成する為の手段でしかない。
例えば、ライフプランに基づき65歳までに5,000万円資産があれば、家族が望む老後を送れることが分かったとしましょう。
資産運用の目的=65歳までに5,000万円の資産をつくる
この目的を達成する為の手段として、株式投資や不動産投資を検討。手段が決まったら、目的を達成する為に、継続投資およびメンテナンスをしていく。これが本来あるべき姿です。
ところが、お金を増やす事が目的になると、もっともっと増やしたい病が、顔を出してきます笑
今の株よりもっと儲かるものがあるんじゃないか?
もっとコストが低いお得な商品があるんじゃないか?
今の流行にのったほうがいいんじゃないか?
多少の借入を増やしても投資用の不動産購入を追加した方がいいんじゃないか?
せっかく、本来の目的である65歳までに5,000万円の運用が順調にいっているにも関わらず、もっとお金を増やしたい欲求のために、知らないうちにリスクを大きくとる運用になっていってしまう。
そして、気づくと大損してしまい、その損を取り戻そうと、さらにリスクの高い運用に走る、さらに損をする。こんなスパイラルを繰り返し、その結果、「株式投資や不動産投資なんてギャンブルだ!!!」と、資産運用自体も否定する事に。。。
資産運用は、お金をもっと増やしたいという気持ちとの葛藤の日々です。その葛藤に勝ち、長期の資産運用に成功するのに必要なのは、
1、ライフプラン上の目的を明確に持つ
2、運用は、良い時もあれば悪い時もある、振り返って目的を達成できていればオッケー。
3、迷いや不安が生じた時に、相談できるアドバイザーを持つ
この3点が重要です!
※3、迷いや不安が生じた時に、相談できるアドバイザーを持つ
については、ネットや本などで、ご自身で情報収集ができ、かつ判断できる方であれば、アドバイザーは不要かもしれないです。