いきなりですが、人生80年が、四季だと想像してみてください。
そして、世代ごとに、違う国で暮らすとします。原則、他の国との交流は禁じられています。
生まれてから20歳まで:春の国
21歳から40歳まで:夏の国
41歳から60歳まで:秋の国
61歳から80歳まで:冬の国
ある日、冬の国の住民が、他の国に行き交流する事を認められました。
冬の国の住民が各国の住民にアドバイスをします。
冬の国の住民「外は、冷凍庫のような寒さ。そして雪っていう冷たい固まりが道路をおおう。今から寒さをしのぐための準備をしておきなさい。」
各国の住民の反応は・・・
春の国の住民「こんな穏やかな気候で、信じられない。まあ、そうだとしても冬の国に移住するのは、まだまだ先だし。。。」
夏の国の住民「外が冷凍庫の寒さ!?ホントに!?毎日、30度を超えてるのに。。。まあ、そうだとしても、今はやる事が多くて、冬の国の事なんて考える余裕ないよ。。。」
秋の国の住民「たしかに、春、夏、秋と徐々に寒くなってきている。。。そんなに寒くなるのか!想定外だった(・・;)。そろそろ本気で準備しないとな。。。」
これ、何の例え話かというと、
「老後のお金」についてです。
先日、驚きの発表がありましたね。
2019年5月22日、金融庁がホームページで、「年金制度では国民の老後は守れない」から自助努力で、投資をしてほしいという報告書を発表したのです!!!
とうとう、国が公的な年金だけでは、老後のお金が足りない。足りない分は、自己責任でよろしくお願いしまーす!
と、公に発表したわけですね。
寿命や家族構成にもよりますが、
「2,000万円」は、貯めておいてください、といった感じのニュアンスですね。
年金100年安心プランは、どこにいってしまったのでしょうか(^◇^;)
とはいえ、なげいていても、お金は増えません!
自助努力をやってやろうじゃありませんかd(^_^o)
まとめ
資産形成において、一番大事なのは「時間の長さ」と「何に投資をするか」
何度もお伝えしてますが、時間を長く投資する事により、
・購入単価が平均化され、結果、たくさん株式が買える確率の高い「ドルコスト平均法」
・雪だまがどんどん大きくなるように、時間をかけると運用も大きく増える「複利投資」
あとは、適正な運用先を理解し、そこに投資するだけです^ ^
60歳までに、2,000万円を貯めるのに、平均利回り7%で積み立てると
20歳から始めると、 8,044円/月
30歳から始めると、 16,999円/月
40歳から始めると、 39,170円/月
50歳から始めると、116,222円/月
この積立額になります!
皆さん、どの季節の住民の時から、冬の国への準備を始めますか?d(^_^o)