今まで、札幌市内を中心に相続のご相談をたくさん受けてまいりました。ご相談の内容をざっくりまとめると、
●一般の方
・相続税対策(相続時になるべく税金を減らしたい)
・分割対策(誰々にいくら残したい。誰々には一切、残したくない。などなど)
●会社経営者様
・自社株の生前贈与や譲渡
・会社経営に関わりがないお子様への自社株代わりの現金準備
主に、このような感じになります。
もちろん、今でも、このようなご相談が多いのですが、今までは、資産家の方やお医者様、会社経営者の方からのご相談依頼がほとんどでした。ところが「新たなきっかけからの相続相談」が激増しております。
ここからが本題です。
ご相談事例
昔ほどではないですが、日本では相続の話を先延ばしする傾向があります。
それこそ、相続対策のご相談時に、
「俺が早く天国に行けって事なのか?」(笑)と、明らかに不機嫌になられるご相談者の方もいらっしゃいました。
最近では、さすがにこんな反応をされる方は、いらっしゃいませんが、今だに先延ばしされる傾向が強いと思います。
ところがです。
お客様から、グイグイ(笑)相続相談が増えているケースがあります。
きっかけは長生きリスク対策のご相談
人生100年時代、年金だけでは足りない。と言われ「経済的な長生きリスク」への関心が高まっています。
その対策(ゴール)としては、100年生きていただいても金融資産がゼロにならない資産運用および資産形成になります。
ここで、ゴールが見えてご安心されるのですが、そのあと、、、
資産形成のゴールが見えた後のリスク
松浦さん、という事は、もし私が80歳で亡くなったら、結構、資産が残ってるって事ですよね。。。
はい、少なくても◯千万円は残っている試算になりますね。
ですよね。こんなに残したら子供達、ケンカしないかな(^^;;。これは、誰にいくら残すか考えないとマズいなあ。
そうですね。金額もそうですが、誰にいくら残すかは、きちんと示しておかないと、揉めるケースが多いのは事実です。残された子供達も感情的になる事も多々ありますしね。
松浦さん、子供達が揉めないよう準備したいので、アドバイスお願いします。あと、相続税がかかるかどうかも気になります。できれば、なるべく多く残してあげたいので
かしこまりました。それでは、分割と税金について、ひとつ、ひとつ検証してまいりましょう
はい、よろしくお願いいたします
このような流れが多いです。
長生きリスクから相続リスク・相続対策が身近に
「長生きリスク」を考え対処する事で、「相続リスク」が身近になり、ご自身からアクションを起こされるようです。
とても勉強になりました。
「経済的な長生きリスク」への対処方法と実行支援だけでも、もちろん、「相続対策」までされたい方も、いつでもご相談くださいd(^_^o)