配信日:2022年9月4日
————————————————–
こんにちは。
ネットニュースやテレビ、新聞でご覧になった方も多いと思います。
結論「コロナの自宅療養(みなし入院)は、早ければ9月下旬には保険金給付対象外になりそうです」
*65歳以上の方等の例外はありそうです。
皆さん、いろいろ仰りたい事はあると思います。
私自身、医療保険に加入してますので、一契約者としては保障が減る事は残念です。
急に保険金が出なくなる事を保険会社の傲慢や勝手な都合と捉える意見も多いようです。
お気持ちは、とてもとても分かります。
しかしながら、今回の自宅療養での給付は、本来は給付対象外にも関わらず、特例で生命保険各社が給付対象にしただけであり、元に戻っただけなんですね。
ポイントをぎゅっとお伝えすると、
そもそも医療保険は、「入院が対象で、自宅療養は対象外」なんです。これが大前提。
*そのため、コロナ陽性による自宅療養を「みなし入院」と呼んでいます。インフルエンザが分かりやすいと思います。3日から一週間ほど自宅療養になりますが、保険金は出ないんです。もし、入院となれば保険金はでます。
前回のメルマガで、給付対象外になる可能性がある事はお伝えさせて頂きました。理由としては、「国が定める感染症対策基準が「2類」から「5類」に緩和になった場合。言い換えると、インフルエンザと同等になった場合」は、生命保険会社も本来の基準に戻す理由になると。
ところが、2類から5類に緩和になる前に、生命保険協会が動き、私が想定していたより早く給付対象外になりそうです。
*早まった理由については、憶測(軽症もしくは無症状の自宅療養の方の請求の激増、モラル違反な契約・請求の急増)になりますので、意見を控えさせて頂きます。
生命保険に携わっている立場での私の正直な思いとしては、以下になります。
・特例であることから、軽症や無症状による自宅療養が、いずれ対象外になる事はしょうがない。
・ただ、9月下旬は急すぎる。せめて、ご契約のある方は、2類から5類に変更されるまでは給付対象にすべき。今後、新規でのご契約は、残念ながら自宅療養は対象外。
今後、生命保険協会の要請に基づき、各保険会社が具体的なスケジュールを発表してきます。
分かりましたら、メルマガでお知らせいたします。
まだまだ毎日、コロナ陽性になられたお客様から保険金請求のご連絡を頂きます。
入院や自宅療養中の方々が軽症で後遺症が残らない事を心から願っております。