【FP松浦vol.60】 「あれ、思ったより資産運用がマイナスになってないぞ(笑)」

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配信日:2022年9月9日

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こんにちは。

「あれ、思ったより資産運用がマイナスになってないぞ(笑)」

今年に入り、世界的に株価は下落基調。
理由については、何度もメルマガで解説させて頂いてますので、結論だけお伝えしますね。
聞き飽きたと思いますが(笑)、「FRBによるインフレ退治目的の利上げ」が主な原因です。

このインフレも、そろそろ落ち着いてきたかなあと思っていたら、先月のジャクソンホール会議でパウエルFRB議長が「まだまだ、油断できない!まだまだ利上げは続けるぞー」みたいな発言をされた事でまた、株価は調整中です。。。

そんな中、多くのお客様から以下のようなご連絡を頂いております。

「マスコミでは、20%、30%下落なんて恐ろしいニュースばかり報道されているので、しばらく自分の運用状況を確認していなかったんですが、久しぶりに確認したんですね。そうしたら思いのほか、マイナスが少なくプラスになっている投資信託もありました!^_^。これ、どういう事ですか!?」

理由は2つです。

1、私がオススメしている投資信託の多くは、今のような株価下落局面でも、比較的、値下がりしずらい世界中の優良企業で構成されている点。

2、「円安」

実は、この「円安」が大きなポイントです。
解説しますね。

継続的に続く円安。なんと年明けから29円ほどの円安で、1ドル=144円というレートは24年ぶりの記録です。「150円」の大台すら現実味が出てきました。

仮に1ドル=150円となれば、1990年以来、32年ぶりと記録がのびます。そして、2012年は一時1ドル=75円台だったので、円の対ドルの価値が10年で半分になったことを意味します。100ドルのモノを買うには、10年前は7500円でしたが、1ドル=150円なら15000円。インフレ圧力を痛感させられます。

つまり、円安になると、ドルで持っている資産が、円にすると増えるって事なんです。

例えば、
100ドル持っていたとします。

1ドル:100円の時、日本円になおすと、10,000円ですよね。
これが、
1ドル:150円(円安)になると、日本円になおすと、15,000円!5,000円も増えることになります。

ここで、なんで、円になおすと増えるのに「円安なの?」と疑問を持たれた方。
私がFPの勉強を始めた頃、ずーっと疑問でした。

でも答えは簡単でした(⌒-⌒; )

いくらの円で1ドルを買えるのかって考えればいいんです!
100円で1ドルを買えるのと、
150円で1ドルを買えるのでは、どちらが円が強いか!

話を戻しますね。

私がオススメしている投資信託の99%は海外の企業に投資しています。
つまり、ドルで運用されているんです←ここがポイントです!
我々が普段、確認する運用状況は、ドルを円になおした額なんですね。
ですので、ドルベースで株価が下がった分を円安でカバーしているというわけです。

円安になると、輸入品であるエネルギーや食品、スマホ、海外旅行など、海外のモノを買う負担は高まっていきます。
言い換えれば、円の価値がドンドン下がっているんですね。

海外の優良企業に投資をする事は、運用だけでなく、ドル資産を持つ=円安対策にもなるという事なんです。

今後も円安が続くかどうかは分かりませんが、年末にかけて、間違いなく円安の影響で輸入品の物価は上がります。
そんな中、円の貯金や保険しかない方は、円の価値が目減りしていく一方です。

「もし」今後、数年もしくは数十年、円安傾向になるかもと思われる方は、円以外の資産を持ち、リスク分散する事を考えるタイミングだと思います。

(注意)もし円高になれば、円ベースで元本割れする事もあります。大事な事は、どちらかに偏らず、円安でも円高でも対応できるバランスの良い資産形成をする事ですd(^_^o)

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