【FP松浦vol.47】ブームを知るのは大事。ブームに踊らされるのは要注意!

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配信日:2021年5月21日
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こんにちは。

世界的に株価が下がってますね(⌒-⌒; )。ビットコイン等の仮想通貨もダダ下がり。。。

株価といっても世界各国、セクター(業種)によって動きは異なり ますし、株価と仮想通貨が必ずしも 値動きが連動するわけではなく、個々の状況を把握する事が大切で す。

~こういう時こそ冷静さを保つことが大事~

例えば、金や銅などの言わゆる「コモデティ」は今、爆上げ(笑) 中です。

日本の報道は、日経平均や仮想通貨関連が多いので、この2指標が 下がり始めると「やっぱり投資は怖い。。。」という空気が流れ るのですが、こういう時こそ冷静さを保つ事が大事です。

前回のメルマガでもお伝えしましたが、今は、コロナワクチン普及 による経済正常化それに伴うインフレ懸念や金利上昇による株価の 割高感、そしてFRBを中心とした中央銀行のお金ジャブジャブ政 策が早く終わるのではないか。

このような株価にとってはマイナスな材料が軒並み出てきている事 が 主な原因と思われます。

ただ、アメリカを中心とした企業業績は、すこぶる好調なようなの で、このまま下がり続ける懸念は少ないかと思います。
常々、お伝えしておりますが、

株価は会社の値段 → 利益が上がれば会社の値段(株価が上がる) →経済が成長すれば世界全体では株価が上がる → ただ、どの企業が利益を上げ続けるかは分からない → だったらアメリカを中心とした世界中の優良企業に分散投資をして おけば、取りっぱぐれはない(笑)

そう考えれば、今の株価下落(調整)も中長期の運用で考えれば、 微々たるモノと予想できます。

前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。

~株式や仮想通貨を売って、金や銅を買えばいいのか?~

冒頭、株価・仮想通貨がダダ下がり、その反面、金や銅が爆上げ中 とお伝えしましたが、
それでは、株式や仮想通貨を売って、金や銅を買えばいいのか?

答えはノーです。

理由は、ブーム(流行り)は繰り返し、その都度、ブームに乗り売 り買いをしても、結局は損をする可能性が高いので(⌒-⌒; )例えば、

1970年代は、金がブーム。株式投資は終わったと言われ
1980年代は、日本株がブーム。逆に金は下落。
1990年代は、米国株ブーム、ジャパン終わった。。。↓
2000年代は、新興国が大ブーム、アメリカはオワコン
2010年代は、GAFAMを中心にアメリカが復活!、新興国ダメダメじゃない。。。

そして

2020年代は、?ブーム(今のところは「コモデティ」)になり、おそらくアメリカの勢いも落ち着いてくるのではと、一部予想されています。

~リスクが少なくリターンも見込める運用~
ですので、 ブームに一喜一憂せずに、中長期を見据え、コツコツとアメリカを中心とした世界中の優良企業に投資=世界経済成長に便乗が、リスクがすくなくリターンも見込める運用  だと引き続き考えて おります。

もし、余裕があれば、趣味として、資産の一部をブームに乗って売 り買いするのもアリかと。経済の勉強になりますし、 もし予想が当たり増えれば楽しいので、チャレンジしても面白いと 思います。

ただし、リスクも高いので、総資産の10%(できれば5%以内) にとどめましょうd(^_^o)

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