配信日:2021年1月9日
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本年もよろしくお願い致します!
2021年、初回のメルマガでは過去の10年の振り返りと今後の10年の運用方針について書こうと思います。
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過去の10年の振り返りと今後の10年の運用方針について
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僕自身が本格的に資産運用(主に株式投資)を始めたのは、2010年頃です。同時にお客様へのアドバイスや実行支援もこの時期から始めました。
2010年といえば、2008年のリーマンショックの後遺症は残りながらもアメリカを中心に株価が上昇し始めておりました。
それからの10年、皆さまもご存知の通り、多少の調整局面はありましたが文字通り、株価は右肩上がり!僕もお客様も、おおむね資産を大きく増やす事ができました。
~葛藤に耐えながら投資をしてきた10年~
そんな中、僕は、ずーっと不安を感じていました。
「こんなに、右肩上がりが続くはずがない。歴史が証明している約10年に一度の大暴落は、いつくるんだ」と。
その反面、僕は大暴落を求めている気持ちもありました。理由は一つ。
僕もお客様も大暴落を経験した事がないから。
永遠に株価が右肩上がりを続ける事は、歴史が証明している通りありえません。何年かに一度の大暴落を経験しながらも、そこを、じっと耐えて株式を保有し続けながら積立等を継続する。この精神的な戦いに勝った者が、将来、大きな果実を手にする事ができるんだ。
と、かっこいいセリフを書きましたが、僕自身、株価が一定期間、下がり続けると不安になります。葛藤に耐えながら、この10年、投資を継続してきました。
~コロナによる大暴落~
そして、2020年3月、コロナによる大暴落が起きました。2008年のリーマンショック以来の暴落率です。
僕は「(10年に一度の)大暴落がきた」と、その時に思いました。
そして、同時に、混乱するであろうお客様に、今は我慢の時であり、今を耐えられた人が将来、大きな果実を手に入れられるんだと、丁寧にご説明、ご理解頂き安心してもらう時だと奮い立った事を思い出します。
僕にとっても、お客様にとっても、できれば大暴落は経験したくありませんが、実際に経験してみないと分からない事も多く、語弊はありますが、実際に体験していただく良い機会だとも考えました。
ところが、実際、お客様にコンタクトを取ると、反応はとても冷静で驚きました。
「松浦さん、10年に一度くらいは大暴落がくるから、覚悟してくださいねって、しょっちゅう言ってますし、この事でしょ?」
もちろん、お客様は内心、焦りやショックはあると思いますが、このようにおっしゃってくださる方が、ほとんどで、安堵しました。
~株価の急回復~
ところがです。。。
3月末の大暴落から、一気に株価が回復!マイナスどころか前年比プラスになったのです。株価が急回復して、とても嬉しいのですが、大暴落から何年か耐えていく経験ができなくなってしまいました。
株価低迷が続けば、安くスポットで購入できるチャンスもあり、積み立てであれば、まさにドルコスト平均法により、購入単価が安く、たくさんの株を仕入れる事ができます。
このような期間が、ほぼなかった為に、僕やお客様はまたまた株価低迷の時期のストレスに耐える訓練ができなかったとも言えます。
~まとめ~
ざっくりまとめますと
この10年は、資産が大きくへこむ事がなく、とても順調に増えた
その反面
長期で運用して、大きな果実を受け取る為には、経験しなければいけない株価低迷の時期を経験出来なかった=経験による耐性を作れなかった。
これが総論(結果論)です。
それでは、今後の10年(2021年から2030年)、どのように資産運用をしていくべきか?
・運用方針や運用先については、大きな変更はなく、時代時代に合わせてメンテナンスや資産割合(ポートフォリオ)を調整していく
・ドルコスト平均法を活用するため、実直に積立を続ける
・10年以内に使う予定がないまとまったお金があれば、福利の効果を享受すために、タイミングをあまり考えすぎずに、早め早めに追加投資する
今までと全く同じ作業になるかと思います^_^
今後、いつかは、やってくるであろう大暴落の時には「きたきた!今こそ、追加投資のバーゲンセール!積立も(株価が安くて)たくさん仕込める〜」と、思えるよう心の準備をしておきましょう。
最後に、今年(2021年)の株価は、アメリカを中心とした先進国はもとより新興国も、おおむね上昇する可能性が高いと考えています。
その根拠や今後の動きについては、メルマガやセミナー、ご面談、SNS等でお伝えしていきますので、本年もお付き合いくださいd(^_^o)
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ブログを更新しました!
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ブログを更新しました
コロナの影響があってか、最近の僕は物やサービスの内容よりも「人」を重視する事が増えてきているなあと思い言語化してみました!