30代後半のご夫婦。ご夫婦ともに、上場企業の正社員さん。
昨年、お子様が生まれて、生命保険と教育費積立のご相談を希望されました。
最初にお伝えしておいた方がよいと思うので、私、生命保険が大嫌いなんです
奥様は、冒頭挨拶のやりとりで、
明るく常識的、理不尽な事を言われたり、いたずらにひとを不快にされるような
方ではないことは分かりましたので、黙って話の続きを待ちました(・・;)
とにかく不安をかきたてられ、ドンドン保険料が高くなっていく。。。
これでは、貯金もできないじゃないですか( ;´Д`)
要約すると、
・子供が生まれたことを機に、生命保険の見直しを考え何人かに相談。
・誰に相談しても、自分が必要と思う保障では足りないと言われる。
・生命保険について考える事に、ホトホト疲れる。。。
こんな感じです。
奥様を混乱させた正体
今回のポイントは、2つ。
1、一般的な保険のセールスパーソン(保険屋さん)が必要と考える保障額
2、ご相談者が生命保険で用意する必要があると思う保障額
この保障額の差が、奥様を混乱させた正体です(・・;)
1、については、いわゆる保険屋さんが生命保険を用いて必要と考える保障額です。
保険屋さんの多くは、(良い悪いではなく)死亡保障や入院保障を生命保険でまかなおうと考えます。
当然、保障内容は手厚く保険料は高くなる傾向になります。
2、については、ご相談者ご自身が、必要な保障を生命保険で、どこまでまかなうかと考える点。
大きく個人差がでてきます。
奥様のお考えは、
・お互いが勤めている企業の入院への福利厚生が充実している点
・ご主人が亡くなったとしても、仕事は続けられ、ご主人の遺族年金と住宅ローンがなくなる事を
考えれば、死亡保障はあまり必要ないと考えている。
奥様のお考えをもとに、生命保険でなければ、まかなえない保障のみ設計すると、
月々5,000円で、おつりがきますが、設計してみましょうか?
えっ、そんなに安いんですか?是非、お願いいたします^ ^
まとめ
今回のことで、勘違いしないで頂きたいのは、
生命保険料が、安ければ安いほどよい。という事では決してありません!
万が一の時の保障や入院、がんへの備えを、どのようにまかなうか?
それが、生命保険なのか他の手段(貯金、公的保障、福利厚生などなど)なのか
これを、ご相談者の考え方を優先し、
過不足なく整理して差し上げ、コーディネートをするのも、僕の大事な仕事ですd(^_^o)
追記
奥様から数日後、メールを頂きました。
とても嬉しい内容でした^ ^
「考え方の違いから、生命保険が大嫌いという表現をしてしまいましたが、
生命保険商品は使い方によっては、とてもコストパフォーマンスの良い金融商品だと分かりました。
ありがとうございました。」