出典: asahi.com
「池上彰さんって、説得力ありますねえ(^_^;)」
池上彰さんの番組で、平成30年間のお金の推移のような特番を見ました。
相変わらず、池上彰さんの解説は、
「分かりやすく」「簡潔で」「説得力がある!」と思いました。
お金の事を、お伝えする仕事をしている自分としては、いつも勉強になります。
さて、前置きが長くなりました(・・;)
番組内で「教育費」についてのくだりがあったのですが、
小中高大学まで、公立(塾、習い事も含む)だと、1人につき1,400万円!
高校、大学が私立だと、さらに、かかり
小中高大学と私立だと3000万円以上!!!
そこで、ゲストの方が、
「えー、マジ!」
「うち、子供三人いるから、どんだけかかる!?」チャンチャン♬
という感じで次のコーナーになりました。
僕も教育費準備のご相談は、とてもよく受けます。
そこで、教育費準備に困らない考え方を2つお伝えしますね。
1、「人生のお金の流れを大きくとらえる」
生まれてから死ぬまで、収入と支出は常に変化します。
それでは、人生で一番、支出が多い時期は、いつ頃でしょうか?
もちろん人によって違いますが、
子供が大学に通う18歳から22歳頃が多いと思います。(住宅ローンもありますしね)
では、一番、お金を貯めやすいのはいつでしょうか?
これも、もちろん人によって違いますが、
・結婚して子供が生まれるまで+育児休暇が終わり子供が18歳になるまで夫婦で、働ける時期。
と、
・子供が大学を卒業して、定年退職をむかえるまで
となります。
僕は、「人生のお金の貯め時」と「お金の出時(笑)」と呼んでます(^_^;)
この大きな流れを意識して、
教育積立の目標をたて、どの期間でどれくらい積立てていけば、達成できるか
を明確にすると、とても気持ちが楽になりますよ。
2、「学資保険や子供保険の概念をなくして下さい!!!」
これは、断言しますが、今まで1,000人以上の方のコンサルティングをしてきましたが、
「ご妊娠前に、教育費積立のご相談を受けた事がありません」
子供がいないのに、学資保険や子供保険の相談をするわけないでしょう!と
つっこまれそうですが、
この時点で、洗脳を受けています。。。
学資保険や子供保険は、保険会社が保険を売るために作った造語です!!!
教育費の積立の目的は、おおむね、子供が大学受験の時=18歳の時までに
準備する事ですよね。
ということは、生まれてから準備すると18年しかない。
ところが、結婚してからすぐ始めて、
3年後に授かると21年間、準備できることになります。
同じ目標金額であれば、早く始めれば、複利の効果もありますし、
何より毎月の積立額が少なく目標達成できます!
つまり、
教育費積立は、子供が生まれてから始めるより、
早めにスタートした方がメリットしかないという事です。
では、もし、残念ながら、子供を授からなかったら、、、
積立の目標を、「教育費積立」から「老後の積立」に変更すれば良いだけです。
この2つを意識し、
計画をキチンと立て、正しい積立方をして、
時間を味方(複利の効果)にする。
これをやるだけで、それほど負担なく達成できますd(^_^o)