配信日:2025年7月2日
「2025年上半期の振り返りと下半期の展望」
まだ夏ではないのに暑いですね(^^;;
今年も早いもので、2025年も折り返し地点を迎えました。 上半期は、とにもかくにも「トランプ大統領に振り回された」の一言に尽きると思います。
上半期はトランプリスクで下落 → でも数ヶ月で回復
2025年のスタートは波乱含みでした。 年初から米国株はじわじわと下落傾向にありました。背景には「関税強化」など、トランプ氏の強硬姿勢がありました。アメリカ・ファーストの名のもとに市場が敏感に反応し、「また世界経済が不安定・不景気になるのでは?」という懸念が強まったのです。
ところが春以降、市場はトランプ関税に、慣れを見せはじめ、6月末にはS&P500・ナスダックといったアメリカの代表的な指標も、大きく上昇、ほぼ年初の株価に回復しました。 私自身はもとより、お客様の株価も順調に回復。まずは安堵しております。
ほとんどのお客様が不安もおありだったと思いますが、狼狽されず冷静にキープして頂けた事は、とても嬉しく感謝です^_^
とはいえ、注意点もあります。 為替がドル安・円高に振れ続けております。日本の投資家にとっては思ったほど評価額(円ベース)が戻っていない理由です。つまり、「株価は戻っているようだけど、資産がそこまで増えていないなあ」と感じた方は、これが理由です(^_^;)
今後も為替には注視(特に円高)が必要ですね。
下半期は「予測困難」ですが、キーワードは関税政策によるインフレのインパクトと考えています
では、下半期はどうなるのか?
現時点では「このままアメリカ経済が維持されれば、大きな下落はなさそう」との専門家の見方が大勢を占めています。雇用も堅調で、個人消費も底堅く、“アメリカはまだ強い”という声も根強いのが実情です。
しかし、春に発表されたトランプ大統領の「関税政策」が、実際の企業活動に影響を与えるのは9月以降と予測されています。つまり、モノの値段が上がるインフレが本格的になる懸念です。
もしこの影響が大きければ、秋口にかけて景気が冷え込み、株価が下がる可能性も十分に考えられます。 いまはまさに、「強気と警戒、両方のシナリオが共存しているタイミング=トランプ大統領次第」だと感じています。
アメリカ一極集中から、多極分散の時代へ
短期的な値動きの先を読むのが難しいいま、投資の軸としてお伝えしたいのは、“世界分散”の視点です。
これについては、今年に入りメルマガでも何度かお伝えしておりますので、内容が重複する部分がある事はご了承ください。
ここ20年「アメリカ一強」と言われていましたが、トランプ大統領の保護政策により、世界のアメリカに対する見方が明らかに変化しました。極論、アメリカに頼っているようではマズイと(笑)。つまり、今までアメリカに向かっていた投資資金がアメリカから、今後はヨーロッパやインド、ASEAN諸国といった地域ごとの成長力(特に新興国)が期待できる地域に流れる時代(すでに流れ始めております)が、本格的に近づいてきていると感じます。
私自身、ヨーロッパや新興国への投資も一部、初めております。まだ、検証中ですので、折を見て情報シェアをさせて頂きます! ※そうは言っても、世界経済の中心がアメリカである事は変わりませんので、ベースはアメリカを中心とした世界の優良企業への長期分散投資であるスタンスは全くブレてないです^_^
不確実性の時代だからこそ、柔軟差が必要だと思います
トランプ氏が次々と発言を変えることで、“投資の軸”がぶれやすくなっている今、市場の先読みは本当に難しくなっています。 とはいえ、あえて少し先を読み、備えて、しかるべきタイミングで変化する事も大切だと思っています。
その一方、(前回のメルマガでも書きましたが)、情報に過剰に反応したり、焦ったり煽られての行動は、グッと慎み、柔軟に対応していく事が大事だと思います。
今後、トランプ大統領の影響で、根本から考え方を変えざるを得ない展開になる可能性も残念ながらあります。その点はご了承いただきながら、できるだけ大局的かつ長いスパンで資産形成を成功に導けるような観点で、情報提供やお客様の資産形成のメンテナンスを、引き続き心がけさせて頂きます(^ ^)