【FP松浦vol.82】アメリカ株式市場の上半期総括、そして下半期の見通し

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配信日:2024年7月11日

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メルマガの更新が、ずいぶんしばらくぶりになってしまいスミマセンm(__)m

前回のメルマガで、株価や経済にとってアクシデントが起きたらお伝えしますと告知してましたが、その後、大きなトラブルもなく順調に株価が上昇(円安の影響も大きい)。特に記事にする事がなく更新してませんでした(言い訳です(^◇^;))

アメリカ株式市場の上半期総括と下半期の見通し

さて、今年も半分が終わり、後半戦に入りました。

アメリカ株式市場の上半期総括と下半期の見通しをお伝えしたいと思います。

今年のようなアメリカ大統領選挙の年は、過去、概ね株価が上昇する事はお伝えしてまいりました。様々な要因がありますが、大統領候補が選挙に勝つため減税や企業支援等の景気対策を打ち出す事が大きいようです。

ここ数年の懸念であったインフレも少しづづですが減速。さらにAIを中心としたハイテク企業の株高。そして円安とポジティブな要素が重なり上半期については、大幅な株高になり、私も含めてお客様の資産も順調に増えました。

その一方、今年のリターン(株価の上昇率)の大部分は消化済みと分析するアナリストも多いです。

そのため、7月か8月頃にも一旦天井をつけ、大統領選挙の11月5日前後にかけて調整局面を迎え、そこから年末にかけて大きく反発する可能性があると予想しております。

今年の大統領選挙はどちらが勝利しても株式市場にとって追い風(※説明)ですから、大統領選挙の前に底打ちして、年末に向けて上昇すると予想(希望!!)しております。

※投資家は不透明感を嫌い、共和党を選好する傾向があります。仮にバイデン(もしくは代わりの候補)大統領が勝利すれば不透明感が払拭されて株の買い材料になる一方、トランプ氏が勝利すれば共和党への期待感から株の買い材料になると言われています。

秋までの追加投資はどうすべきか?

さて、この予想でいけば、秋まで追加投資を控えるべきかというと「否」です。

予想はあくまで予想で、良い意味で予想が外れて、このまま年末まで調整局面がなく順調に推移する可能性もあるからです。またいつもと同じような締めになってしまいますが、

・10年以上使う予定のないお金は運用をオススメします。

理由としては、

①株価が安い時に買って、高い時に売るのはプロでも至難の業。

②世界中の優良企業に分散投資をして、10年以上保有を続けてマイナスになる可能性はとても低い

③インフレにより、現金(貯金)のままでは実質お金の価値が下がってしまう。

④運用期間が長期になればなるほどリスクヘッジと福利の効果を享受できる。などなどです。

ただ、最近、私のお客様の多くのご相談の中で、「あえて」追加投資を見送るアドバイスをする事も増えてまいりました。理由は、お客様の将来のお金の不安を取り除けるまで資産が増えたからです。

その場合、追加投資をするよりも、今の資産を100歳まで枯渇させず必要なお金をいくら、どのタイミングで取り崩していくのかがポイントになり(預貯金や生命保険、税金や社会保険料、相続対策も含め)、それを最適化させるためのメンテナンスが必要になってくるからです。

このようなお話も、今後はメルマガでお伝えしていければと思います。

引き続きよろしくお願いいたします!

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