【FP松浦vol.72】 目的はお金を“増やす“ではなく、お金の“不安をなくす“〜教育費編

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配信日:2023年3月15日

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第69回メルマガの続編です。

金の卵を産むガチョウをリタイア時期までにコツコツ育てる事で、金の卵(自分年金)により老後のお金の不安がなくなり、今の生活を楽しめるようになる。こんな事を書きました。

「それでは老後の前にやってくる教育費については別に準備したほうがよいのでしょうか?」
こんなご質問を頂きました。

ご回答としましては、

「教育費がまとめてかかる(大学や専門学校の入学金や授業料)タイミングで、ちょっと多めに金の卵をいただき(一部減額)かつ、申し訳ないけどガチョウさんへの餌を少し減らして(毎月の積み立て額の減額もしくはストップ)ダイエットしてもらいましょう。」

つまり、

金の卵を多めに頂く=運用されている資金から必要なまとまったお金を一部減額
餌を減らす=支出の多い大学卒業の4年間は積み立て額を減額もしくはストップする

こんなイメージです。

そして4年間経過して、教育費のメドがたったら、餌(毎月の積み立て)をたくさんあげてガチョウをリバウンド(笑)させてあげればいいんです。教育費負担がなくなったわけですから、老後に向けて、より多くの餌(積み立て)ができると思います!

教育費積み立てや住宅ローンの頭金、そして老後のお金の準備を「別物」と考える方が多いですが、全く意味がないと思います。※おそらく学資保険や年金保険といったペットネームが原因かと(⌒-⌒; )

ライフプランを通じて、お金の不安をなくせば良いわけですから、早い時期、それこそ20代前半から金の卵を産むガチョウを育て始めればいいんです。


結婚→住宅ローンの頭金→大学費用→そして老後

このような時系列で、その時々に応じて、金の卵をたくさん頂いたり(一部減額)、少し我慢してダイエットさせたり(積み立て額の減額もしくはストップ)、余裕のある時には、たくさん餌(積み立て額)をあげたり、などなど、ライフプランに応じて繰り返していく中で、リタイアの際に、自分のピッタリな大きさのガチョウを育てあげる。これがゴールです^_^

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