配信日:2025年10月24日
————————————————–
「世界中の優良企業への分散投資」が合理的になる理由
今まで何度かお伝えしてきた、世界中の優良企業への分散投資。
今回は、少し違う角度から、その合理性をお伝えしようと思います!
〜“金融資産”だけじゃない、もう一つの資産の話〜
資産形成というと、「預金」「株式」「保険」「投資信託」「債券」など、どの金融資産を選び、バランスをどう取るかに目が行きがちですよね。
でも、人生を通して考えると、もうひとつ忘れてはいけない大切な資産があります。
それが「人的資本(じんてきしほん)」です。
◆人的資本ってなに?
少し難しそうに聞こえますが、簡単に言えば「自分の働く力」のことです。
これまでの経験やスキル、知識、人脈など、自分が培ってきた“仕事力”全体を指します。
この人的資本を、働くことで市場に投資し、収入というリターンを得ているわけです。
つまり、給料はあなたの“人的資本の運用成果”なんですね!
◆若いうちは『働く力』、年を重ねると『お金の力』
若いときは健康で、働く意欲もあって、収入も人的資本から得られることが多いと思います。現役世代なんて言い方もされますね。
でも、年齢とともに働ける時間は減り、人的資本の価値は少しずつ下がっていきます。そして退職金を頂き人的資本からの収益はなくなるわけです。
その一方で、コツコツ積み上げてきた金融資産が、後半の人生を支える役割を果たすようになります。
だからこそ、資産形成は
「人的資本 × 金融資産」 この両輪のバランスを意識することがとても大切なんです。
言いかえれば、若い時の稼ぎ(人的資本)を、老後の蓄え(金融資産)に変えていく作業とも言えます。
◆日本人の人的資本は「円建て債券型」
ちょっと頭の体操です笑
多くの日本人の働き方って、実は“債券”に似ているんです。
債券というのは、毎年決まった利子(配当)がもらえ、満期時に投資した元本がかえってくる商品。
毎月安定した給与(=利子、配当)が入り、退職時には退職金(=満期金)がある。
しかも全部“円建て”
まさに「円建て債券型の人的資本」なんですね笑
◆まとめ
だからこそ「世界中の優良企業への分散投資」が合理的と言えるかと思います。
もし人的資本が円建て債券的なものなら、金融資産ではその逆を補うのが理想です。
つまり、「長期的に成長する株式」、そして「海外(外貨)」に分散された資産を持つこと。
世界中の株式に投資することで、
・通貨のリスク分散
・地域のリスク分散
・経済成長の取り込み
が、なんと自然にできます。
人的資本と金融資産の性質を“補い合う”関係にできるんですね。
若いうちは人的資本が圧倒的に大きく、それに比べると、金融資産が少ない方が多いと思います。
人的資本を金融資産に移していくことが、早ければ早いほど、金融資産も複利の効果で増えていきます。
その結果、年金を受給する前から人的資本を卒業して金融資産のみで生活できるようになる方々の事もイメージできるかと思います。
もちろん、早期リタイアが理想とは言いませんが、少なくとも、ある程度の金融資産があるおかげで、仕事量を減らしたり、本当にやりたい仕事だけやるといった自由を得る事も素晴らしい可能性の一つかと思います^_^
