あえて、教育費積立や老後資金を〝運用しない〟アドバイスとライフプランニング

ご相談例

20代のご夫婦からのご相談

28歳の同級生のご夫婦で、お子様2人(2歳の長男、10か月の長女)の4人家族のご相談です。約30分のヒアリングで、以下の2点について相談を受けられたい意向を把握しました。

  1. 子供の教育費積立について。現状は児童手当をそのまま銀行の普通預金においたまま。何か良い運用方法はないか?
  2. 老後についても今から積立が良いか?積立としたら、どんな方法が良いか?イデコ?NISA?年金保険?
松浦
松浦

結論:運用はせずに、銀行の普通預金においておきましょう。


これが、今回の僕のアドバイスです。
あれあれ、僕のお客様やブログを見て下さっている方は、違和感を感じる方も多いと思います(~_~;)

松浦
松浦

教育費積立についても、老後の準備についても、大事なのは、積み立てる金額ではなく、時間です!!!いかに長い期間、積み立てをして複利の効果を味方につけるか?1日でも早く積み立てを始め、長ーく続ける。これが最も重要なんですd(^_^o)

松浦
松浦

10年以内に使う目的のお金は、運用してはいけません。元本保証が最優先。ですので、銀行の預金や財形がベターです。逆に10年以上先に使う予定のお金、例えば教育費や老後資金については、インフレリスクと複利の効果を活かすために、投資信託等で運用がおススメです!


僕は、常にこのようにアドバイスさせて頂いてます。安心してください。この考えは、全くブレておりません。

今回のご相談の解説

しかしながら、ライフプラン全体から考えると、あえて無理をして積み立てをしない期間があってもよいケースもあります。
今回のご相談の例から解説しますね。

  1. 奥様が、産休中で世帯収入が少なくなっている。もともと共働きのご夫婦ですが、長男、長女のご出産が続き、奥様は産休。雇用保険から育児休業給付金も出ますが、当然、奥様がフルで働いている時よりは、世帯収入は減ります。
  2. 毎月の収入と支出はトントン。足りない場合は、ご主人のボーナスで補填。マイホームを購入されたばかりで、物入りも多く前述のとおり、奥様の収入も減っており貯金をするのが厳しい状況。生命保険の見直しや通信費の見直しをアドバイスする事で、支出は減ったが、冠婚葬祭等の臨時支出が重なると貯金を取り崩さなければならない事も。。。
  3. 2年後には、奥様のフルタイムでの仕事復帰が可能!奥様は来年からは時短でお仕事に復帰予定。2年後にはフルタイム復帰を予定。つまり2年後には、世帯収入として月15万から20万円は増える見込み 。
  4. 2年後でも長男はまだ4歳。大学入学まで14年あり。お子様の教育費準備期間としては、まだ余裕があり、奥様がフルタイム復帰してから、本格的に積立運用を始めても無理なくできる。

まとめ

実は、このアドバイスをご提案できるお客様は、あまり多くありません。なぜなら、「積立や運用を、先延ばしするアドバイス」だからです。

先延ばしするということは、後々、その分を取り返すために、より多くの積立をしなければならないという事なんですね。

今回のご相談者の方は、コンサルティングの時にお願いする現在の毎月の支出と年間の支出を、項目ごとに詳細かつ明確に洗い出すイヤな作業(笑)をしっかりとやって頂けて、そのおかげで、より正確なライフプランを作成する事が出来ました。

なにより、僕は、この作業を通じる中で、「このお客様は、しかるべき時に、収入と支出をコントロールできるご夫婦だと確信できた事」がこの先延ばし提案を自信を持ってアドバイスできる理由となりました。

松浦さんのアドバイス通り、この2年間は、貯金を取り崩さないように、支出管理をして、2年後、妻が仕事復帰をしたら、教育費と老後資金の運用について、ご相談させてください!

このように言われて、このご夫婦なら、大丈夫!!!と確信しましたd(^_^o)

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